30 Nov 2016
Dianaの藤野コーチによる、全日本新体操選手権大会のレポートです。
大会1日目は個人競技前半2種目と、団体競技リボン5が行われた。
個人競技前半2種目を終えて、暫定トップに躍り出たのは柴山瑠莉子選手である。フープ、ボール共に身体難度要素など申告されている演技内容が明確に見える実施であった。手足の先まで神経が行き届いた演技で、手具の扱いが非常に丁寧である。無駄のない動きの繋ぎは彼女の練習の賜物であろう。2種目ともノーミスの演技であった。ボールでは本日の最高得点を叩き出し観客を魅了した。 フープ16.500、ボール17.000。
2位につけたのは河崎羽珠愛選手。フープは試技順1番の登場でやや硬さが目立った。演技冒頭のフープを捻り回しての持ち替えで落下してしまう。その後は大きなミスなく纏めたが何とか踏ん張った演技であった。ボールは演技中盤の転がしでやや危ない場面もあったが、大きなミスには繋がらず最後まで演技を纏めた。 フープ16.350、ボール16.900。